こんにちは!東久留米にあるおとのにじ音楽教室のきじまです。
お子さんがいらっしゃる親御さんの中に
習い事を探している方いらっしゃいませんか?
・水泳やそろばん、体操教室、バレエ、習字、ピアノ、プログラミング、塾・・・
果たしてこの中からどの習い事を始めたら良いか
・ピアノは習い事を始めるのに良いと聞くが、果たして良いのだろうか
・ピアノを習うメリットを知りたい
今回、音楽教室主宰のきじまが
なぜ習い事にピアノが良いか、その理由をお伝えします。
習い事のうちの一つとしてピアノが良い理由
さまざまな習い事が世の中に溢れていますが、
習い事にピアノが良いか、お伝えします。
その理由が
・さまざまな脳の部位を刺激し、認知機能や運動機能などを促す
・思考やコミュニケーション能力が促進する
・「音楽」という「友だち」ができ、将来の余暇活動として充実した生活が送れる
この3点挙げられます。
では、一つずつご紹介したいと思います。
習い事のうちの一つとしてピアノが良い理由:さまざまな脳の部位を刺激し、認知機能や運動機能などを促す
ピアノを弾く時、脳の中では複雑な働きを必要とします。
下記の画像は、ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)より引用しました。
参考リンクを読むと、たくさんの脳の部位が働くのがわかります。
引用・参考文献:ピアノを演奏するときって、脳のどこが働いているの?
また、ピアノはワーキングメモリーを鍛えるのに有効だと言われています。
発達障害のお子さまを持つ親御さんの中に、「ワーキングメモリー」という言葉を耳にされている方は多いのではないのでしょうか。
WISC-Ⅳという発達知能検査の中に含まれている項目の一つにワーキングメモリーがあります。
このWISC-Ⅳのワーキングメモリーの説明として
ワーキングメモリー指標(WMI)の解釈
日本版WISC-Ⅳによる発達障害のアセスメントー代表的な指標パターンの解釈と事例紹介ーより
WMIは、注意、集中、ワーキングメモリーを測定する下位検査からなる。
ワーキングメモリーは、「情報の一時的な貯蔵庫であり情報処理に関与するメカニズム」と説明される。それは「心のメモ用紙」とも呼ばれ、たくさんの下位システム、または一時的なバッファーとなる間に、音韻もしくは音声ループが聴覚ー言語情報を処理する。
ワーキングメモリーを、比較的高次の課題(単なる暗記課題ではない)に関与した知的コントロールとして捉えることも可能であり、ワーキングメモリーは注意と集中を前提としている。したがって、この指標では、注意保持能力、集中能力、思考のコントロール能力が測定される
このように説明されています。(難しいですね・・・)
ワーキングメモリーとピアノの接点をまとめると
ピアノを弾く時、集中しながら指を動かしながら楽譜を目で追い先読みします。
また、小さいお子さんほど弾いている鍵盤を見て、聴いて、覚えることで
ワーキングメモリーを広げることもできます。
この作業がワーキングメモリーを鍛えていると考えられています。
これに関しては、脳科学者の澤口先生も発言されていますので、是非リンクをクリックしてお読みになってください。
脳科学で有名な久保田競さん育脳プログラムの「久保田メソッド」をベースに生まれた
「ピアノdeクボタメソッド」もワーキングメモリーを鍛えるプログラムとなっています。
習い事のうちの一つとしてピアノが良い理由:思考力や行動力、集中力、コミュニケーション力がつく
前述した、「さまざまな脳の部位を刺激する」話をしましたが、
そのうちの一つの部位として、「前頭葉」が挙げられます。
この前頭葉は、思考や判断、集中力、創造性、コミュニケーション力など
人間らしい力をコントロールしている部分になります。
見て、聞いて、触ってなど五感を通して感じた情報は、前頭葉に集まります。
目、口、手、体をたくさん使うことで前頭葉も発達し、集中力や思考力が身につきます。
ピアノを弾くにあたり、
目で楽譜や鍵盤を追ったり
耳で音を聞いたり
鍵盤を指で触れることで、ピアノの音が出たり
ピアノの鍵盤を弾くにあたり、腕や肩など身体を使ったりします。
このように感覚や脳と絡んで、思考や集中力、判断力、創造性、コミュニケーション力が身につくと話をしましたが、
私は感覚や脳だけではないと思います。
ピアノを弾くにあたり、楽しさはもちろんあるのですが、
弾けていないところを弾けるようにするにはどうしたら良いか
この音をどのように弾くか、どのような感情を持って弾くか
曲をどのように表現して仕上げていくか・・・
ピアノを弾くにあたり、
集中しながら、思考や判断を繰り返しながら想像力を豊かにし、創造性を身につけていくものだと、感じております。
また、「褒める」ことも大切です。
みなさま、褒められて嫌な思いをしたことないと思います。
褒められると、嬉しい気持ちになりますね。
その嬉しさが快感となり、もっとやる気を起こさせてくれます。
もし、うまくいかないことがあったとしても、少しできたところはないか探してみましょう。
その部分を褒めると次につながります。
習い事のうちの一つとしてピアノが良い理由:「音楽」という「友だち」ができ、将来の余暇活動として充実した生活が送れる
人生生きていく上で色々なことが起こります。
その中で、心に寄り添ってくれるのが音楽です。
音楽を続けていくと、音楽が人生の帰路で味方になったり、
趣味として音楽を続けたり
生きがいになったりしてくれます。
音楽教室として音楽を演奏できるようになることは
もちろん目標としてありますが
音楽は演奏するだけではなく、
ストレス発散として聴いたり、口ずさんだり、自分自身を表現したり、
時には悲しいことや悔しいこと、楽しいことや嬉しいことなどあった時にも
音楽を演奏して気持ちが少しほぐれたりします。
また、将来の余暇・趣味としても音楽は良いです。
暇な時間ができた時、休日の日に
趣味としてピアノなど音楽を楽しむ機会が増えるのも
ピアノは良い習い事の一つだと思います。
習い事のうちの一つとして、ピアノをと考えている方は
いかがでしたでしょうか。
子どもの習い事のうちの一つとして、ピアノを紹介しました。
当教室の講師は、
音楽の性質や子どもの発達を理解している音楽療法士でもあります。
また、脳の働きに着目したピアノdeクボタメソッド認定教室でもあります。
少しでもピアノをしてみたい、
したいけれどどうしようか迷われている方への後押しとなったら幸いです!
当教室は無料体験レッスンを行なっております。
体験レッスンとご相談などのお話を合わせて、30分~45分ほどになります。
素敵な音楽ライフのお手伝いができればと思っております。
2024.5.13