障害児(障がい児)のための音楽療法とピアノのレッスン

音楽を通して、心と発達の向上に

こんにちは、おとのにじ音楽教室ピアノ講師、日本音楽療法学会の認定音楽療法士のきじまともこです。
当教室では音楽療法のセッションや楽器、ピアノの楽しさを通して、お子様の発達を育むレッスンを行なっております。
その子らしさを大切にしながら、一歩ずつ「できた」を積み重ねていきます。
音楽療法とピアノのレッスンを受けると、次のような変化や効果が期待できます
音楽療法やピアノのレッスンを通して次のような効果や変化が期待できます。
・音楽を通して自然に発達をうながす力が育つ
・小さな成功体験が積み重なり自信が育つ
・ピアノが楽しく弾けるようになる
・感情表現がゆたかになり、感情や意思を出すことができる可能性がある
・その子らしいペースで安心してピアノを学べる
・様々な楽器に触れ、感覚統合を促す
・親御さんが成長を実感しやすくなる
・歌を歌うことで、声や言葉を出すことができる場合がある
・好きな曲が弾けるようになり、余暇活動につながる
音楽療法とピアノレッスンの概要と流れ
レッスンはまず「アセスメント」からはじまります。
アセスメントとは、子どもの性格、特徴を把握することです。言葉を出すのが苦手な子は、発語を促す活動を行います。様々な活動を取り入れながら、苦手なことばかりでなく、そのお子さんの得意な活動や好きな活動も楽しく行います。
ご家族の方と話し合いながら、その子に合ったレッスン内容を決めていきます。
本レッスンでは、音楽療法の専門的なアプローチとピアノレッスンを組み合わせ、障がいのあるお子様でも無理なく取り組める内容です。リズム・音の強弱・歌・小楽器・即興音楽など、音楽の持つノンバーバル(非言語)コミュニケーションを取り入れております。音を楽しむ体験と、ピアノに触れる小さなステップを積み重ね、発達向上・成長を少しずつ引き出します。
音楽療法の手法を取り入れることで、言葉では伝えにくい気持ちを音で表現でき、安心感と信頼関係が育ちます。また、音に合わせて体を動かす・指先を使うなどの活動が、発達面への刺激となり「できる力」を伸ばす土台をつくります。ピアノ演奏を段階的に取り入れることで、注意力・手指の発達・達成感の積み重ねにつながり、日常生活にもポジティブな変化をもたらします。
続けていくことで、お子様はピアノが弾けるようになるだけでなく、音楽を通して自分を表現する力が育ちます。小さな成功体験が積み重なり、「やってみたい」という前向きな気持ちが育ちます。ご家族は、日々の中で少しずつ増えていく成長を感じられ、お子様との時間がより温かいものに。「音楽って楽しい」「ピアノが好き」と自然に言える未来を目指します。
お月謝について
・障害児(障がい児)のための音楽療法とピアノのレッスン
対象年齢
3歳~小学生の幼児や児童
体験レッスン
無料(15分~30分 1回のみ)
入会金
3,300円(税込)
レッスンセッション(初級)
月3回 30分 9,000円(税込) (1セッション:3,300円 税込)
セッション&レッスン場所
東京都東久留米市
セッション&レッスン曜日
ご相談の上決めさせていただきます
- ※お子さまによって月3回のレッスンが難しい場合は、月1回や月2回のレッスンへと調整することも可能です。
| 月3回30分 |
| ¥9,000 |
| 1回30分 |
| ¥3,300 |
| 入会費 |
| ¥3,300 |
・出張(訪問)レッスン
講師交通費が加算されます。平日の午前中で、お互い時間が合う時のみ対応させてください。
- お子さまの様子によって、時間が前後する場合がございます。
- 入会費は、お月謝袋やシール、楽器維持など、レッスンで使う備品に充てさせていただきます。
- レッスンは基本的に月3回(第1,2,3週目)とさせていただいております。
第4週目は振替の予備の週となります。 - 祝日はお休みです。
- レッスン回数やレッスン時間、単発レッスンについてもご相談ください。
- アップライトピアノでのレッスンとなります。


当教室は、講師自宅になります。
レッスンに来てくださっているお子さまのケース
・自閉スペクトラム症
・知的障害
・場面緘黙
・ダウン症
・LD学習障害
・グレーゾーン など
お客様の声
楽しく通っています。音楽が好きなので、色々な楽器に触れて欲しく、生のピアノの音を聴いて欲しく通い始めました。好きな歌絵本を読んだり、教材もやってくれるので、飽きずにあっという間に時間が過ぎます。ピアノやたくさんの楽器をやっているので好きなこと、得意なところが分かります。(小学生の女の子の保護者さまより)
息子の特性を理解し、寄り添った指導をしてくださっています、初めての習い事なので、どれくらい続くのか分からなかったのですが、一年続いています、毎週行くのを楽しみにしていて、体調不良等で休まなければならないときは行きたがって泣くこともありました。昨年のクリスマスプレゼントにキーボードにしました。ピアノの前後の日は今でも弾いています(未就学児の男の子の保護者さまより)
講師プロフィール
きじまともこ
昭和音楽大学にて音楽療法を学ぶ。
障害者の作業所にて音楽活動の外部講師を担当
高齢者デイサービスにて音楽療法を3年担当
小金井市内の地域の音楽療法活動のアシスタントとして2年担当
(活動内容はこちら→https://koganeishakyo.jp/?p=5353)
武蔵野市内の児童の音楽療法活動のアシスタントとして1年担当
よくある質問
Q1:障がいがあっても、レッスンについていけますか?
ご安心ください。お子様一人ひとりに合わせたペースで進めるため、無理なく取り組めます。音楽への反応を大切にしながら進めるので、「できた!」を積み重ねながら楽しく学べます。
Q2:ピアノが初めてでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。最初は音で遊ぶところから始めます。鍵盤に触れるのが初めてのお子様でも、自然と音楽に慣れ、少しずつ弾ける体験へ進めるように丁寧にサポートします。
Q3:親の付き添いは必要ですか?
どちらでも大丈夫です。最初は安心のため一緒に入室される方が多いですが、慣れてくると1人でもレッスンに参加できるお子様もいます。お子様に合わせて柔軟に対応しますのでご安心ください。
Q4:効果が出るのはどのくらいですか?
個々によって違いがあるのですが、長く続けていくことで発達を促される面があります。焦らず時間をかけて、気長にレッスンに取り組むことが大切だと思います。
Q5:どのくらいで弾けるようになりますか?
成長のペースは一人ひとり違いますが、譜読みや指番号など先取りで一緒にやっていくという流れで、少しずつ確実に前へ進めます。毎回の小さな成長を一緒に喜びながら進んでいきましょう。
最後に、講師から皆さまへ
お子様がこの教室に来る前、きっと「ピアノを習わせたいけれど大丈夫かな?」「楽しめる場所がほしい」「音楽が好きだから伸ばしてあげたい」など、いろいろな想いがあったのではないでしょうか。
ここでは、そのお気持ちを丸ごと受け止め、安心して通える場所をつくっています。
私は音楽療法を通して、言葉だけでは伝えきれない気持ちが「音」を通して表現できる瞬間をたくさん見てきました。だからこそ、音楽にはお子様の可能性を広げる力があると信じています。
レッスンでは、まず信頼関係を大切にし、その子らしさを尊重します。できたことを一つひとつ認め、ゆっくりでも確実に成長していけるようサポートします。
音に反応してくれた瞬間、笑顔がこぼれた瞬間、少し弾けた瞬間——そのすべてが大切な成長の芽です。
「ピアノ楽しかった」と言ってもらえるように。
そして、お子様とご家族の未来が音楽によって温かく彩られるように。
ここで一緒に、小さな一歩から始めていきましょう。
おとのにじ音楽教室 ピアノ講師 音楽療法士
きじまともこ
